2011年5月7日土曜日

六十二章 W取材

「朝日新聞社」さんと「南海放送テレビ」さんから、「風早社中の取り組み」と、「風早社中の中心メンバーが他地域から北条に移り住んできた理由」などについて取材の申し込みをいただき、今日の午後、東京からのUターンIターン組ら、スケジュールが空いていた4人が集まり、土手内の「tower」さんにてW取材を受けました。

南海放送テレビさん

朝日新聞社記者さん

今日に限らず、各社皆さん開口一番必ず聞いてくる質問は、「北条の一番の魅力はなんだと思いますか?」。

「えええええ〜!ここに広がっている景色に決まってるじゃないですか〜。」

僕は仕事柄、今までに北海道から沖縄まで日本を2周くらいしていますが、空と海が青くてきれいな町は他にもあります。しかし、北条の海ほどやさしくて、砂浜が白くて、小島が点々と手の届くような場所に浮かんでいる美しい町を見たことはありません。

「山笑ふ」という季語があるように、振り向けば高縄山が笑っているようにそびえている。
ひいき目ではありませんよ。

それにしても普段無口な皆が今日は北条についてよくしゃべったなあ〜。こんな美しい場所をなくしてはならないと思うからこそ、「原発は早く止めなきゃいけない」と、反原発発言まで飛び出す始末。「反原発」と聞くと、どこかのヒステリックな団体というイメージがありましたが、今回の大震災があってから、僕の周りのサーファー、ミュージシャン、アウトドアスポーツ愛好家他、自然が好きな者は皆「取り返しのつかないことになることは見直すべき!」と、「原発は必要悪」という考えを一転させました。僕もその一人です。

「海の美しさを語るのもエネルギー問題を語るのも、そう違ったことではない」と、最近特にそう思うのです。

今日の取材、南海放送テレビは、5月11日(水)夕方18時15分〜のニュース内での放送。朝日新聞は未定(決まり次第お知らせします)。是非ご覧ください。

こうやってメディアの方々が少しでも北条鹿島のことを取り上げていただくことは、今後のためにも本当に意味のあること。有り難いことです。感謝!

土手内四人衆