2012年4月29日日曜日

百四十九章 北条のGW漁村農村通信です。

GWでものどかな北条。
都会の騒々しい雑踏とはまったく逆で、のんびり流れる時間は最高です。
4年前から近所の友人の畑を借りて自然栽培でニンニクを作ってます。

「見肥(みごえ)といって、作物を見てあげる、声をかけてあげるだけで育ち方が良くなるんじゃ」と教えてくれたのは、隣の畑の80才を越えてもまだまだ現役の「玉ねぎの神様」ことS本さん。

久しぶりに見肥をあげに畑に行くと、近所に住む樹木医のM上さんとお会いしました。

M上さんは元船乗りで、南氷洋からヨーロッパまで36年間世界中をまたにかけていた海の男。肩書きだけの学歴ではなく生きる上での大事な知恵を持っている人。彼の旅の話しを聞いてると地球が小さく感じてきます。

かし、「東京から南氷洋までノンストップで四週間。チリもとことん遠かった。せまいようで地球はやっぱり大きいで~」だって。

その辺にいるおじいちゃんもおばあちゃんも、話してみれば各々、見た目ではわからないいろんな人生経験を持ってます。

以上、のどかな北条のGW漁村農村通信でした。