風早社中
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2012年7月6日金曜日
百六十七章 北条のタコ
今夜は家飯。一品目は北条の海でとれたタコの湯引きと土佐のカツオ刺身。うまく皮を引けないのがたまに傷。
一つうんちくを。
北条のタコは明石のタコと並んで美味!なせかというと、海がどこまでも白砂だから。白砂にいるキビナゴをエサにしているので甘みがあり、泥がないため臭みがない。地酒と一緒に食らう。
日本海側の酒は脂ののった魚に合わせるので、あっさりした酒が多いが、瀬戸内の魚は上品で締まった魚が多いため愛媛の地酒は濃い味の酒が多い。今やフランチャイズ全盛時代。
全国どこでも同じ味が食べられる反面、地元の味を忘れがち。地元の魚に地元の日本酒を合わせる贅沢は忘れたくない。
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