2012年12月28日金曜日

二百九章 2012.総決算

先日の愛媛新聞に、
松山市が推進する風早レトロタウン構想の一環として
今年北条で行われた地域住民の活動についての記事が掲載されていました。

地元の皆さんが頑張ってくれましたね。

先日とある会で、某地区の元区長さんがおっしゃってましたが、
「秋祭りもそうじゃけど、最近我々の世代が見本を見せんといかんのに
町の行事に参加せんようになったんですよ。若いもんも自分からすすんでは
町おこしには参加せん。今頑張ってくれてる人らには頭が下がるし、
正直地元民としては恥ずかしい気持ちですわ」と。


何かを始めるときは必ず賛否両論あるしエネルギーもいります。
時間も犠牲にしなきゃいけませんし本当に大変ですが、
何もしないよりは絶対にいい。動けば何かが変わります。

少しまちづくりの話から離れます。

先日、銀行の待ち時間、何気に目の前の本を開くと、

「私たちの心の中に潜む一番危険なウイルスは、人を馬鹿にする感情です」

と書かれてありました。

「いい年をしてあの人はまだアイドルの追っかけをしている」とか
「あんなに太っているのにミニスカートをはいている」とか、
我々の心は何気にそういう意地悪な気持ちを持つことがあります。

その人はなぜアイドルの追っかけをしているのでしょうか?
なぜミニスカートをはいているのでしょうか?

一言で言えば「幸せになりたいから」ではないでしょうか。

人様が幸せになりたいと思ってやることをさげすむなんざあ、
人物のやることじゃありません。

おしゃれをして素敵な人に出会いたいと思って行動を起こした人は
何もしないで文句を言ってる人よりも数倍素晴らしい。


回りくどい言い方になりましたが、
まちづくりの活動をやるときに、
「あんなことをやっても無駄」などと文句を言って
何もしようとしない人、無関心な人は、文句を言う資格はありません。

代替案がない批判はいくら言ってもファール。
ヒットにもホームランにもなることはありません。

地道に一生懸命やっているまちづくり協議会の皆さんや
地域の方々、任意団体の皆は、

自分たちが、そして町の皆が少しでも幸せになる事を望んで
楽しいことを提供しようと頑張っているのです。

けど、楽しみながらぼちぼちやることが息切れしないコツかも知れませんね。

ちなみに、個人的に今年一番頑張ったのは、
「松山フォークジャンボリーin鹿島」
身も心もボロボロになりましたが(笑)

土手内地区の有志が企画して
土手内海岸で行ったアンサリーさんのコンサートや
鹿島で行われた南海放送、FM愛媛の同時ラジオ生中継も
印象深いイベントでした。

また来年も、一人でも多くの笑顔のために
各々の立場でがんばってやっていきましょう。

本年もご協力ありがとうございました。

良いお年を!